このレビューはネタバレを含みます
号外/
「カイカ〜〜ン」
しかしらない
相米慎二嫌いの自分からすると
薬師丸ひろ子も『女優:女性』として???な存在で
今回が『主演』では初見
可愛かったですね
7:57秒での昭和感満載のエアロビエクササイズで昭和打ち込みビートに乗り
40:14秒での若気アルアルな中年イケメンと歩く女を見ると全て『不倫』に見えてしまうコンプレックスバリバリな世良公則の描き方
「舞台上での虚構」
『女優』〈
「日常での現実」
それを
【パワハラで濡れ衣を着せられ嫌々出演する殺人者役】
『薬師丸ひろ子』〈
【パワハラで濡れ衣を着せられ嫌々会見する女優役】
という
『虚実渾然一体感』
が良い
三田佳子がホテルで薬師丸を招き入れるシーンから
・・これってもう舞台劇の中に入り込んでるのか・・・
くらいの倒錯があった
それだけ
『世良公則』・・薬師丸ひろ子の実を語る「装置」
『三田佳子』・・薬師丸ひろ子の虚を語る「装置」
がこの映画で旨い具合に機能してるのがわかる
「高木美保から守る純潔感」
「サングラスをかける変身感」
ただED最期のストップモーションは勘弁してほしい笑