鎖園

Wの悲劇の鎖園のネタバレレビュー・内容・結末

Wの悲劇(1984年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

号外/

「カイカ〜〜ン」

しかしらない

相米慎二嫌いの自分からすると

薬師丸ひろ子も『女優:女性』として???な存在で

今回が『主演』では初見


可愛かったですね


7:57秒での昭和感満載のエアロビエクササイズで昭和打ち込みビートに乗り

40:14秒での若気アルアルな中年イケメンと歩く女を見ると全て『不倫』に見えてしまうコンプレックスバリバリな世良公則の描き方

     「舞台上での虚構」
『女優』〈
     「日常での現実」

それを

         【パワハラで濡れ衣を着せられ嫌々出演する殺人者役】
『薬師丸ひろ子』〈
         【パワハラで濡れ衣を着せられ嫌々会見する女優役】

という


『虚実渾然一体感』


が良い

三田佳子がホテルで薬師丸を招き入れるシーンから

・・これってもう舞台劇の中に入り込んでるのか・・・

くらいの倒錯があった


それだけ


『世良公則』・・薬師丸ひろ子の実を語る「装置」

『三田佳子』・・薬師丸ひろ子の虚を語る「装置」


がこの映画で旨い具合に機能してるのがわかる


「高木美保から守る純潔感」

「サングラスをかける変身感」


ただED最期のストップモーションは勘弁してほしい笑
鎖園

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