まず本作のため予習がしたいという方は、新三部作ではなくエピソード4を観といた方が絶対良いと思います。
さて。
あらすじだけ聞くと、とても大好物な気がしたんですよ。
組織のはみ出しもの(ローグ、ですね)たちが、攻略不可能なミッションに挑む、みたいなのを、ざっくり想像してたんです。
ただそれにはある程度テンポ良く、適度な要領でチームのメンバーを紹介しなければならないのですが、本作はそれはあまりされてませんでした。
というか、上で説明したのとは若干違うかな…?
後半はとてもとても面白かった分、前半が残念。
ドニー・イェン師匠を除いて、キャラ紹介が上手くいってるとは言いがたいし、場面の切り替えが激しく、混乱する事しばし。
前半の話の中心たるフェリシティー・ジョーンズ(そうなんです、前半は完全に彼女中心のストーリーなのです)もなかなか魅力的に映らず。こちらも後半からどんどんキャラが立ち出す分もったいなかった。
個人的にはジョン・ウィリアムズ「風」のスコアは邪魔に感じた。それとは逆にエピソード4につながる要素はすべて上手くいってた気がする。
ただそれもこれも全て贅沢な悩み、と言えば言えなくもないのですが。
劇場(2D吹替版)にて。16.12.16
2016#139