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僕と世界の方程式のKのレビュー・感想・評価

僕と世界の方程式(2014年製作の映画)
2.9
『リトル・ダンサー』の製作者が贈る…という文言に惹かれて視聴。結果的には期待はずれだった。ダニエルライトウィングという実在の人物をモデルにしたストーリー。冒頭いきなりねじ込まれるフィクション。その選択が簡単すぎる発想で嫌になった。ここが彼の成長にとって核となる部分だけに、これが実話ベースと言われても説得力に欠ける。計算問題に取り組むたびこの過去の映像が断片的に流れる意味もよく分からない。これについて悩んでいるのかどうかも不明。母親は彼に対して気を遣っているのがよく伝わってくる。列車のくだりはどう見ても無神経で理解し難い。チャンメイも何を大事にしている人なのか分からない。母も彼女も発情期の女といったふうに見えて少し気持ち悪く感じた。先生は成長できたのだろうか。ルークに救いはないのだろうか。鼻にポテトはやめてほしい。肩透かし。感情移入できる登場人物がおらず楽しめなかったけど、エイサバターフィールドの演技は良かった。モデルになったご本人が絶賛しているらしいのでその点も良かったと思う。
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