”愛する人があなたを見つめるとき、
あなたの中にある価値を見ているのよ”
とても、とても、良かった。
久しぶりに劇場でこんなに見入っていたし、号泣した。気をつけなければヒックって声が出そうだったアセッター。笑
母親はネイサンに寄り添おうと努力するが
ネイサンにはそれが届かない。
母親としての苦しさ、悔しさ。
ネイサンを唯一笑顔にさせてくれた父親の存在の大きさを、スクリーンの至る所から感じ取れる。
それだけに、母親として
してあげられる何かを必死に探す姿が
見ていて切なく、もどかしい。
だがそれと共に迎えるラストが胸に突き刺さり、涙が止まらない。
彼のストーリーがメインだけど、
それを支える周りの人たちのヒューマンドラマ要素がまた話を引き立てていたと思う。
がっつり文系の脳ミソ(笑)でも
のめり込めたというか、
数学はサブ要素でしかなく
人間ドラマとしての深みが
思ってた以上にあって、心に染み入りました。
個人的な感想ですが、ネイサン役の男の子、
イライジャ・ウッドを痩せさせたら似てる気がした。
目が透き通るような綺麗なブルーでした。✨
色彩やライトのピンボケ加減とか、
音楽のピアノ旋律が繊細に、より美しく感じた。