ユースケ

インデペンデンス・デイ:リサージェンスのユースケのネタバレレビュー・内容・結末

2.0

このレビューはネタバレを含みます

前作の焼き増しのようなストーリーを記号化されたキャラクターがそつなくこなす中国資本臭が鼻に付くディザスター・スペクタクル・エンターテイメント超大作。

酷評が飛び交う本作ですが、ローランド・エメリッヒ監督が描きたかったものは、前作よりもデカい宇宙船、前作よりも激しい都市破壊、そして、前作よりもホモホモしい男同士の絆のみ。
前作にはあった無敵のバリアを打ち破る展開にも、ハイテクをローテクで打ち破る展開にも、全く興味はありません。みどころであるはずの大統領演説も、人類は既にひとつにまとまっているので、いくらウィリアム・フィクナーが大統領でも盛り上がるわけがありません。

とにかく、リアム・ヘムズワース&トラビス・トープのイケメンカップルよりもブレント・スパイナー&ジョン・ストーレーの老人カップルにスポットライトを当てた演出にはゲイであるローランド・エメリッヒ監督の意気込みを感じました。
特に、【2012】のウディ・ハレルソンの半ケツに続くブレント・スパイナーの半ケツはそっち系の方にはたまらないと思います。

とりあえず、クライマックスの女王エイリアン戦はある意味必見。スクルーバスを追い回す展開やバリアを力押しで破る展開に唖然として下さい。犬も見逃せません。

ちなみに、ウィル・スミスはギャラが高いので死んだ事にされました。そこは最高。