このレビューはネタバレを含みます
原題「colossal」
非常に巨大な、並外れたとか、そんな感じの形容詞。
罪悪感と自制心、及びそれらのメタファーとしての怪獣モノというざっくりまとめ。
マイルドヤンキー的なポジションと自意識は世界共通なんですね。個人的にはオスカーに感情移入です。(不器用過ぎるけども)
設定の奇抜さ&アンハサウェイ観たさで鑑賞。
設定、物語はバランスよかったと感じました。
特にラストで怪獣モノ的終わらせ方と思わせつつ極私的な悩み(テーマ)への落とし方は良いですね。アルコールとの付き合い方は永遠の命題です。
アンハサウェイは絶世の美女ですが、本作はどことなくホワイトトラッシュ的な抜け感があり、さほど魅力的に感じませんでした。メイク、髪型などの影響もあるでしょうが。
ただ!終盤の表情は流石です!本作のバランス感を体現してます!