前編があまりにも良すぎたので、
正直もう少し期待していましたが、
それでも、見事に完結させてくれました。
本作、今年を代表する邦画です。
キャスティングが、近年の邦画の中でもピカイチです。
緒方直人さんも難しい役どころを熱演されているし、
渡辺真起子さんとか、ほぼ泣いてるだけなのになんですかあの存在感。
最高でした。
今作でも新聞記者とのやり取りは、実に見物。
大事件発生のため、東京から本社の記者たちがやってくるんですが、
まーこいつらがうざい。うざすぎる。
その記者会見の会場には、なんと半沢の小木曽次長も!
さらに裁量臨店の回の風俗行ってたのがばらされた検査官の人も!笑
本作でも怒鳴りまくり、文句言いまくり。もうね、最高でした。
うざい人の役やらせたら天下一品ですね。
そこで県警と地元記者たちが団結し合う感じはすごく良かった。
半沢で神経衰弱してた滝藤さんも今作では激うざ役。
柄本祐さんも良かったなぁ。
ほんとに唸るキャスティングでした。
原作とは違うラストということなので、
原作も読んでみようと思います。
熱くて、男臭くて、スリリング。
手からは汗、目からは涙。
素晴らしい作品でした。
前編・後編、続けて観たい!
でもなんかどうしても、前編後編ものって、
前編の方が面白く感じてしまうなぁ…。