抹茶マラカス

仁義なき戦い 頂上作戦の抹茶マラカスのレビュー・感想・評価

仁義なき戦い 頂上作戦(1974年製作の映画)
3.6
代理戦争がとんでもなくいいところで終わってまじかよ!!となったのですかさず次へ。
だが、ヤクザものは終わりゆく商売。去り行くものたちの物語のテンションがたまらなく高まるということは即座の破滅がすぐに迫っているということだ。ついに暴発するかと思われた菅原文太の怒りは真に武器を手に取ることなく途中退場で消化不良になり、もはや広島でも西日本でもなく、日本全体の暴力団問題にまで広がった時代の為にその機運が萎んでしまう。それは実録故に仕方ない面ではあるが、映画としてはすごく侘しい