みー

父を探してのみーのネタバレレビュー・内容・結末

父を探して(2013年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

セリフなしでここまで飽きずに観られる映画というのも珍しい。

とにかく絵とアニメーションが素晴らしい。色鮮やかな森から、コラージュがはりめぐされた都会、人々が規則的に働く綿の畑や工場、空中に浮かぶ町など、全ての情景が美しい。

ストーリーは夢の中をふわふわ漂っているようで分かりづらいが、社会的な問題も提示していて、考えさせられる。突然の実写には少し驚いたが。

疑問点はお父さんは結局どこへ行ってしまったのか?鳳凰っぽい鳥と黒い鳥は何の暗喩だったのか?旅の途中で助けてくれたおじいさんと青年は、少年自身だったということなのか?

そしてあの陽気な音楽が頭から離れなくなる。
みー

みー