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徘徊 ママリン87歳の夏のminのレビュー・感想・評価

徘徊 ママリン87歳の夏(2015年製作の映画)
4.0
認知症という病の救いと恐怖が絶妙なさじ加減で映し出されているドキュメンタリー。

時に電柱に話しかけ、お父さんの位牌を見てはこれはお父さんじゃないと言い、ピッツァを食べに行けば伝票まで食べちゃう認知症のママリン。

可愛らしいと思った次の瞬間に別のスイッチが入って荒ぶるママリンがあらわれる。

自分がママリンの娘のあっこちゃんと同じ立場になったら、仕事もろもろ色々うまくやっていく自信は全くないけれど、それでもこの映画を見た自分と見ない自分では少し違うかもしれないと思える。知ることは大切なのだ。
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