男尊女卑という少し重いテーマのはずが、全編コメディで描かれているので、本当に面白おかしく、そして感動あり考えさせられる箇所ありとよくできた作品だと思った。
特に後半からの畳み掛けは最高。
そしてキャストの面白いこと。イタリア映画で誰1人知ってる俳優はいないが、会社のメンバーであったりゲイ仲間であったり伯母さんであったり、登場人物みんなをこんなに好きになれる映画も珍しいのではないか。
みんなが揃っちゃったディナーのシーンは、お腹を抱えて笑ってしまったほど。
建築をテーマにした少し珍しい映画であるが、笑いあり涙ありのハッピーエンドで、期待をはるかに超えた作品であった。