奏良

ブレンダンとケルズの秘密の奏良のレビュー・感想・評価

ブレンダンとケルズの秘密(2009年製作の映画)
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ケルトに関しては薄っすらの知識で望んだけど渦巻き模様と自然が優れてる描写が多かった。ツタや動物にも渦巻きが用いられていたし、雪に至ってはケルト十字だった。このタイプのアニメーションは温かさが中心だけど時代的にもバイキングがいるよな…って思ってたら、あの描写。力が入ってる。
なによりケルト神話を人々が大切にしているってわかるし、動物は人間よりも高尚な生き物みたいな感覚が根っこにあるんだろうな。日本よりも精霊への信仰があることも確実。白狼がキーとなる物語はファンタジーにありがちだけど、ここまで露骨に崇め奉るのは初めて観た。
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