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バリー・シール/アメリカをはめた男のkanegon69のレビュー・感想・評価

3.3
若きTWAの天才パイロット、バリー・シール。民間航空機の機長に退屈していた時に、CIAのエージェントに接触される。不安定な中米への偵察という極秘ミッション。しかし中米に赴いた彼は、同時に中米からの麻薬の密輸にも手を染める。CIA/ホワイトハウスのミッションと、中米の麻薬王からの大量の密輸の両方をこなしながら荒稼ぎしていたバリー・シールだが、、

これが実在する人物だというのだから本当に驚きですね。アメリカの考える利益のためであれば、DEA(麻薬取締官)や FBIが逮捕しても釈放されるというのは理解に苦しみます。政治の裏と表を皮肉った映画でした。映画では危ない橋を渡りながら大量の金を得ていき、抜けられなくなっていく狂気のパイロットとしてトム・クルーズが熱演していました。トムの演技は素晴らしかったですね。
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