みーこ

クリミナル 2人の記憶を持つ男のみーこのレビュー・感想・評価

3.8
死んだCIA捜査官の幼い娘に促され、
大きな背中を丸めてたどたどしい指で鍵盤を叩くケヴィン・コスナーの姿…(ノД`)


『ラストミッション』で娘に振り回されるパパンな姿もいいですが今回のキャラもまたイイっっ!



あらすじ⤵︎
脳の欠陥により感情を失くし生ける野獣となったジェリコ・スチュアート(ケヴィン・コスナー)がCIA捜査官ビリー・ポープ(ライアン・レイノルズ)の脳から記憶を移植された事でハッカーのダッチマンが開発した『ワームホール』をめぐる壮絶な争いに巻き込まれていくー



記憶移植前のまさに野獣!
ーなケヴィン・コスナーがカッコ良すぎてもぅメロメロ♡


移植後も以前の記憶とビリーの記憶が入り混じり、自分らしからぬ言動が出てしまい「⁉︎」と驚く姿が堪らなく可愛らしい☆


ビリー宅へ押入り妻を拘束しても頭の中のビリーの記憶が邪魔をして気付けば娘に強請られ一緒に並んでピアノを弾くーなんて微笑ましいシーンになったり…


テロを防ぐより、自分の命より、
ビリーの妻子の為にズタボロになりながら行動するジェリコの頭の中は、ビリーの記憶によるものなのか、はたまた初めて自らに芽生えた感情からなのか、その辺を考えると切なくて泣けてくるんですよね〜


スパイアクション作品としては緊張感が足らず色々と甘い部分が目立つものの、凶悪犯だった男が人間らしく変わっていく様を見るだけでも十分面白い話だと思えました( ^ω^ )


脇を固めるキャストがトミー・リー・ジョーンズやゲイリー・オールドマン、ライアン・レイノルズ、などなど大物ばかりなのも魅力的ですね★


スコット・アドキンスの兄貴が筋肉完全封印して大人しく内勤?捜査官してたのには泣きましたけど…兄貴頑張って!!
みーこ

みーこ