Risa

奇蹟がくれた数式のRisaのレビュー・感想・評価

奇蹟がくれた数式(2015年製作の映画)
4.0
映像:⭐️⭐️⭐️
音楽:⭐️⭐️⭐️
ストーリー:⭐️⭐️⭐️⭐️
泣ける:⭐️⭐️
笑える:
怖い:
ためになる:⭐️

秋から冬にかけて良い映画が多いと思うのは気のせい?笑
この映画はその中でも特におすすめだから、ぜひ観て欲しい!

【あらすじ】
インドの極貧階級の家庭に生まれたラマヌジャン。学歴も職もないけど数字は得意な敬虔な信者。(彼にとって数式は発見するものではなく、神様がプレゼントしてくれるものらしい)
→お偉い数学者に手紙を出す。
→イギリスの数学者ハーディの目にとまり、1914年ケンブリッジ大学に招聘。
→しかしそのハーディ、極端な無神論者で、数学者として正しく"証明"することを大切にしている。
→激しくなる戦火下で、相容れないハーディとラマヌジャン、2人による共同研究が始まる。


【感想】
面白くないわけが無い。実在の人物の人生をドラマチックに描いた映画大好き!
『ビューティフルマインド』然り『ミルク』然り『英国王のスピーチ』然り…
その人の偉業を知ることもできるし、そんな素晴らしい人たちが抱えていた苦悩や喜びの種類も知ることができる。

人に自分の考えを伝える能力って大事。誰かに伝える術がないもしくは伝えようとしないと、その考えなり成果なりは自己完結した世界でしか陽の目を見ない。
ラマヌジャンは発想力に長けた数学者だったけど伝達能力はなかった。
だけどそこをハーディが補った。
そんな2人のやり取りが心に残る映画。

それにしても天才の奥さんはどの映画を観ても大変そうだ…
Risa

Risa