ミュージカルのダサさ具合は悪くないです。
主役2人がミュージカルをやりそうな人でないところイイです。
そのバカっぽさを隠れ蓑に、
誰もが一度は思い描くような淡いif物語と
ほろ苦い現実をブッ込んでくるあたり、
脚本が巧みだなと思いました。
男の主人公は、典型的な美形ではないですが、
飄々とした感じで、終盤はかなりかっこよかったです。
女の主人公は、遠目に見ると小娘なのですが、
近寄ると妖怪人間もしくは鳥のヒナといった感じで、
マンガチックというかデフォルメが効いているというか、
まあかなり好きです。