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ラ・ラ・ランドのKのネタバレレビュー・内容・結末

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

大好きな理由なき反抗の聖地巡礼やばい最高だわ。
それにしてもエマ・ストーンどのカラーの服も着こなしすぎやろまじで美。
音楽表現、カメラワーク、色彩などなどオシャレで美しい映像。
飽きないテンポ感もいい。
サプライズから喧嘩するシーンの緩急
流れてる音楽の聞こえ方が変わり次第には聞こえなくくらいの口論し、音楽が消え「君は優越感のために不遇な俺を愛した」と言われ
音楽のあるサプライズの喜びから喧嘩の怒り音楽が消えた静寂の悲しみ、その後家を飛びだすがピーと音と共にハンディーカメラになるのがめっちゃいい。

オーディションでのミアの歌鳥肌がたった。
今まで自分は音楽単体での感動、感動するシーンのサウンドトラックなどに音楽の力を感じ、映画前半部分の人物が急に歌で表現する演出には中々心を動かされる事がなかったが何を語るのかと思いきや急に歌いだしミアだけにスポットライトを当てそれを見た時自分でもびっくりするくらい感動した。
歌自体も凄くいいのだがあそこでミアだけを映し出したのも最高のセンスだし何より表情がほんとに素晴らしい。

そしてミアは夢を叶え、サービスされたコーヒーをいけないわと言いお金を払い成功した姿を映し出し前半部分と重ね合わせその後の渋滞でも前半と酷似させ進路を変更し選択肢が増え状況も変化した。そしてまたセブも夢を叶えていた。2人とも夢を叶え成功したのだけどミアの隣に居るのはセブじゃない。
アメリカンドリームで締めくくらず、夢を叶えれたのはセブのおかげで愛し合っていた2人は一緒ではない。2人とも夢を叶えたのに、、、ミアとセブが一緒になる世界線を描くことでより切なくなり、よりインパクトのある締めくくりだった。

めちゃくちゃいい映画だし心に残るんだけど見終わった後悲しくなる。
エンドロールも終わりにかけて哀愁漂わせるし
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