そこそこ楽しめたけど、世界中の映画賞を総なめするような傑作とは感じなかった。10年後まで記憶に残るとはとても思えないし。評価が高い「セッション」も「なんか違うんだよなあ」だったし、きっと監督のディミアン・チャゼルって人と相性が良くないんだろう。
ただ、劇中でジャズについて語り合うシーンで「ケニーGは?」「ホワッツ⁉」ってトコはめちゃくちゃ好き。エレベーターのBGMとか小馬鹿にされてたし、あそこだけはディミアンとわかり合えたかも。
オープニングの高速道路上でのワンカットはまあ確かにすごいなあと思ったけど、渋滞にウンザリしてるはずの人たちがいきなり笑顔で踊りまくるって、そもそもどうなん?俺、ミュージカル映画好きだけどそこだけはタモリに同意。