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ラ・ラ・ランドのnoeのレビュー・感想・評価

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)
4.4
女優志望の卵ミアは、ピアニストのセバスチャンと出会うが、そのいきさつは最悪なものだった。ある日、ミアはプールサイドで不機嫌そうに演奏をするセバスチャンと再会し……。

観るもの全てが恋に落ちる、極上のミュージカルエンターテインメント「ラ・ラ・ランド」2回目鑑賞

初めて観たときは、この作品の本当の魅力に気づけませんでした。
しかしこの作品の様々な場面に隠されている″想い″それに気づくと、、ガラッと見方が変わる素晴らしい作品です。

好きな場面は映画の最後、高速道路で渋滞にハマったミア(冒頭のシーンと同じ)はスッと脇の道から抜けて行く。
夢を追いかけて失敗を繰り返しゴールを追いかけていたあの頃とは違う。
ミアがコーヒーショップで働いてた頃憧れてた女優と、同じことするシーンも良かったですね。

また最初はビビットで明るいカラーの服ばかりだったミアが、心情に合わせてだんだん暗くなっていくのも素晴らしい。
この作品の小道具へのこだわりが半端なくて、観る回数を増やすほど考えさせてくれる映画です。

最後の回想のシーンは、ミアの理想かセブの理想か。
私はミアのように感じました。
きっと彼女は、自分の夢の成功を彼に隣で見てて欲しかったことでしょう。
しかしそれは彼の夢を奪うことにもなる。
何かを叶えるためには何かを犠牲が必要。

はあ〜本当にまた観たい映画ですね。大好きです。😌👗
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