うーん、これが噂のラ・ラ・ランドかぁっって感じでした。
食わず嫌いのミュージカルの扉を開きだし、ようやくラ・ラ・ランドにたどり着きました。アカデミー賞監督賞、主演女優賞など６部門受賞の傑作、ラ・ラ・ランド。
主役のエマ・ストーン、ライアン・ゴズリングの２人の歌・踊り・演技、どれも素晴らしかった。ライアン・ゴズリングはこの映画のために３か月もピアノを特訓して、すべて自分で演奏したようですね。もともとプロだったのではないかと思えるぐらいの自然な演奏でした。映像もすごく美しかったですね。いろんなカットの映像が実に美しい！迫力大画面で観れたらさらに良かったかもしれない。
ストーリーは、女優を目指すミアと、古き良きジャズに憧れて自分の店を持つことを夢見るセブの２人が、挫折に次ぐ挫折を味わい、もがきがらも夢をあきらめずに追いかけていく話。ラスト３０分までの話の展開は、ストーリー自身では正直それほど惹きつけられなかったですが、最後に一気に持って行かれました。そう来ましたか、、エンディング、、やっぱり、持って行っちゃうんですね。。私のハートを、、
エマ・ストーン見たさに観ている人が多いかもしれないこの映画、私はあえて、ライアン・ゴズリングに注目したい。年齢を重ねて渋くなり、いろいろな経験をした今だからこそでる哀愁が彼から感じられ、とても男の色気を感じられる映画だったと思います。
