高校3年生のころ地元の劇場で観た。
あの頃はミュージカルを交えた劇的なロマンチックさへの興奮が大きくて、その分あの結末がただ悲しかった。あの頃は、分からないんだけど分かりたいみたいな大人びたいような感想だった。
今は思う。決断を求められるなら、私も夢を追う。
あの作品はわがままだけど確かにある貫きたいものを認め、幸せな思い出を心にしまうことを許してくれる。
そんな作品はよくあるけど、この作品の素敵なところは音楽。高3のころ、大人な作品として楽しんだ私はサントラCDを購入してた。我ながらかわいい。今聴き返してこの感想を書いている。
