まずはこれがノンフィクションなのが凄いです。
インドの貧しい家に育ったサルーという少年。
とにかくこのサルーがずーっと可愛すぎます。声もめちゃ可愛いです。そして良い演技をしてくれます。
前半はそんなサルーのがんばりに胸一杯になります。
一人汽車に乗ってしまい遠い異国の地で迷子になってしまうシーンは胸が痛かった。
のちに自分を引き取ってくれたオーストラリアの里親は白人夫婦、そして一年後には弟となる子を引き取り、四人家族として生活していく。
後半は急に20年後 大人になったサルーは立派になってました。サルーは頭もよく、良い仲間達との出会いがあり、
その助けもあり25年後にはGoogleアースで本当の家族のいる町を見つける。
残念ながらラストの感動の再会は泣けませんでしたが、題のLIONの意味もラストにわかり、スッキリしました。
何より毎年インドでは八万人以上の子供が行方不明になってるという現実にも驚きました。
