2D字幕版を鑑賞。
ブライアン=ポール・ウォーカーとの別れという物語的なクライマックスがあった前作が感動的な仕上がりだっただけに、次の一手は難しいだろうと予想していた。
蓋を開ければ、大胆な形で新たな「ファミリー」を加えて、それを物語的な推進力にするという展開には驚かされた。
また、このシリーズの売りとしてはとかく単調になりがちな銃撃戦とカーチェイスに今まで観たことが無いようフレッシュなアイディアを加える点が大きい。
今回は、昨今盛んに喧伝されている自動運転システムの実用化をいち早く先取りして、自動車によってゾンビの襲撃の様なシーンを作り出したのは見事だった。
しかし、あの男が一時的な共闘どころかラストでファミリー入りしたのには驚かされた(ハンの件は不問なのか…)。
この調子なら、次回作ではシャーリーズ・セロンがファミリー入りする、いよいよ週間少年ジャンプ的な展開もない話では無い。