mimitakoyaki

私の愛、私の花嫁のmimitakoyakiのレビュー・感想・評価

私の愛、私の花嫁(2014年製作の映画)
3.8
チョ・ジョンソクええわあ。
この人、ラブコメもすごく合ってて、カップルの良い時と倦怠期あるあるを、ウンウンと頷きながら楽しく見ました。

愛してるし大切なパートナーなのに、結婚当初の新鮮味も薄れて、互いへの思いやりや感謝がおざなりになってしまったり、ちょっとしたすれ違いが積み重なって、相手との距離ができてしまったり、自分への愛情に疑問を持つようになったり…。
そういうのって誰にでも思い当たるフシがあるのではないでしょうか。

いつもパートナーの事ばかり考えて一緒にいたくて楽しくて仕方ないラブラブ期から、すれ違ったり相手への疑念を感じたり、嫌なところが目について鬱陶しく感じる倦怠期。
そんな時に過去の恋人の事が気になったり、他の人に目移りしたりして、パートナーの事を愛しているのにそうなってしまうダメさとか、見ながら苦々しい思いになります。

だけど、やっぱり自分にとってかけがえない存在だと思い直す時があったり、ケンカしたり当初のラブラブ感が薄れても、互いへの愛や絆は確かにあることを再認識したり、そんな1組のカップルを描いています。

チョ・ジョンソクの'下級'公務員感が良いし、ちょっと尻に敷かれてるのも似合ってて、ややイケメン寄りの普通の人という位置が好きなんですよね。

そして、妻のシン・ミナがまた可愛いの!
すべすべの美しい肌、艶やかな髪、唇、水玉のワンピース姿…全部可愛い♡
やっぱり自分は女だから、この妻の気持ちにより共感しました。
「食事の時と寝る時とキムチを探す時だけしか私は必要じゃないのね!」というのも、日本人や韓国人にありがちな事なのかもしれませんね。

あと、ぺ・ソンウやラ・ミランといったわたしの大好きな味のある名脇役がいて、ほんといい存在感を醸し出してるんですよね。
この人たちを目当てで見てるわけではないのに、あ!ココにも出てるやん!という喜びがあります。

主演の2人の魅力もいっぱいで、楽しく見れました。

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