都心から遠く離れた漁村や山村で、釣りや農業をしながら自給自足の生活をする韓国のバラエティ番組「三食ごはん」が好きなんですけど、チャスンウォンが今あるもので手際よく作るご飯がどれも美味しそうだし、めちゃくちゃスタイルが良くて、何を着てもサマになっててほんとにカッコ良くて、わたしの中で株が上がりまくってるんです。
本作でのチャスンウォンは、なんだか胡散臭い迷惑な隣人なんですが、韓国ヤクザのイメージが強いので、こういうコメディでの役柄は新鮮で良かったです。
憧れのソウルの新築マンションを購入したのに、マンションごと巨大シンクホールに陥落してしまい、何とか生き残ろうとサバイバルする話です。
シンクホールと言えば、数年前に博多の駅前でかなり大規模な陥没があったのを見てるので、建物ごとシンクホールに落ちてしまうということもあり得ない話ではないし怖いです。
さすがに都合良い展開などツッコミどころはあるにせよ、マンションに取り残された人達が、それぞれ力を合わせて懸命に生き残ろうとする姿にハラハラするし、切なくて辛い場面もありますが、俳優の持ち味が活かされて、キムソンギュンとチャスンウォンの頑張るかっこいいアジョシぶりを堪能できました。
ナムダルムくんの凛々しい成長ぶりも、ナチョルさんの元気な姿も嬉しく見ました。
こういう建物が丸ごと取り残されるディザスターものでは、「コンクリートユートピア」やドラマ「ハピネス」と重なるところもありますが、本作は人間の愚かさや醜さは描かれず、そこは安心感がありました。
キムポンパ…15作目
コチャンソク…19作目
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