Akira

テスター・ルームのAkiraのレビュー・感想・評価

テスター・ルーム(2014年製作の映画)
3.9
超常現象を科学的、心理学的に解き明かそうとする大学教授とその仲間たち。

アプローチの仕方は死霊館と似てます、というより手法は一緒。

登場人物は4人。かなり少なくてシンプル。好感が持てました。
撮影場所もめちゃめちゃ限られてるからかなり安いバジェットで出来たんだろうなぁ。でもとても面白い、コスパのいい映画ですね。

絵作りとカラーも序盤はお洒落で綺麗だし。

ただ最初の方ではカメラマンが被験者を撮っていてその時は画角が変わる、個人のフィルムカメラだから映像も汚ない。
なるほどそういう手法か。怖い所はそういう風に演出して恐怖を小出し小出しにする、肝心な所は中々写せない、とかそんなやり方か。なるほど、たまにあるけど面白いやんけ、と思ってたんですが途中からそれ止めましたね、画角も途中から訳わかんないサイズになったりして。
アレ?そこ拘ってたんじゃないの?って感じだったけど。

あとアレです。音でびびらす嫌がらせ演出、この映画多めです。そこに嫌悪感抱く人多そうだけど、それは結構この作り手は理解してやってて、肝となる部分では一切それやってない、まぁスパイスみたいな体で許してやってつかぁさい。
テーマが超常現象とかポルターガイストだから物が落っこちたり壊れたりするのはジャブということで。
Akira

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