このレビューはネタバレを含みます
暴力傾向のある数学ギフテッドが世捨て人にカウンセリングされる話。
皆がいい映画泣ける泣けるって言うから観てみたら別に泣けなかった映画。
長台詞ワンカットガン寄りが大好きねぇって撮り方が特徴的。数学の天才だけど、結構数学の部分は甘々というか、だいぶぼかしてて、どっちかっていうと精神論の話だった。
なんていうか、この映画のメッセージ性と全く逆に近い価値観もっているせいもあり、ちと退屈だった。
君は本や数学の知識はあるけど、実際に外国の礼拝堂の匂いや雰囲気は分からない、それは個性じゃなくただの受け売りだ。みたいなこと言われるんだけど、本とか事実をどう解釈したかっていうのも個性じゃねぇのって思ったりして。
最後のオチも気に入らぬ。結局ウィルは成長してないし、間違ったことでもやろうぜ、君は自由だ。才能だけに囚われるな、的なことなのかも知れぬが、才能けってあの女を取るかね。多分あの女カリフォルニアでよろしくやってると思うよ。
どうでもいいけど、邦題とキャッチコピーが最悪。旅立ちってなんだよ。あと、あなたに会えてほんとによかったって、手抜きにも程があるよね。もうこんなんなら原題カタカナでいいじゃん。
目に余る。邦題つけるセンス×の人、片っ端からクビにすればいいのに。
