①エド・ウッド風味の開幕モノローグ
②謎の親切設計アラート
③無駄に楽曲はいい
④着ぐるみに愛嬌がある
これだけ揃っていればお手本のようなゲテモノ映画と呼んでも差し支えないでしょう。とても丁寧な話運びで、この作品の意味がわからないという視聴者はいないはず。
"ズンドコベロンチョ"みたいな謎のミームが飛び出してきたり、やたらと猫砂をプッシュしてきたりとネタ性も完備しており、本当に愉快。意図したツッコミどころと意図しないツッコミどころについて議論するのは楽しそう。
経験と予算がなくても映画ができるという一例で、結局はやりきる気概なのですよ。この役者方なんて九割九分九厘大根演技なのにDVDまで出ているのですから。
久々にいいものを見た。合掌。