Masataka

COBAIN モンタージュ・オブ・ヘックのMasatakaのレビュー・感想・評価

3.9
ロックキッズを自認する僕にとっては、NIRVANAはあまりにも有名で、今やただのファッションアイコンでさえあるし、敢えてお気に入りのバンドとして挙げるには抵抗がある。けれども、やはり、あの唯一無二の歌声には抗しがたい。何かの折に曲を聴くたび、めっちゃ良いやん、と思わざるを得ない。顔もいいし。カートはもちろん、デイヴも、クリスもまぁなんか憎めない顔してるし。というのを、改めて思った。そして、いつの間にか、カートより年上になってしまったことに気づいて、何とも言えない気持ちになる。

カート・コバーンについてこの映画で初めて知ったことは、中学生の時に自殺未遂?をしたことと、自殺について「I feel like people want me to die, because it’d be the classic rock and roll story」と言っていて、自覚的だったこと。あと幼少期がめちゃくちゃ可愛いこと。

映画としてはテンポが悪いと感じる部分もあったけど、アニメーションが凝っててよかった。なぜデイヴのインタビューはないんだろう。ガス・ヴァン・サント監督の「ラストデイズ」もまた観たくなった。
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