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彼女が目覚めるその日までのkanegon69のレビュー・感想・評価

彼女が目覚めるその日まで(2016年製作の映画)
4.0
ニューヨーク・ポストの新米記者スザンナ。ようやく巡ってきたチャンスに奮闘しようとするが、突如として体がだるく、眠れず、痺れもでてきて、幻聴まで出だす。ついには感情が爆発したり、発作で気を失うまでに。病院であらゆる検査を受けるが全て陰性で、医者は原因不明で消去法から統合失調症と診断したり、しまいには精神科病院に転院を勧める。両親はそれまで全く兆候がなかったため納得できずに強く訴えるが、、

本作はスザンナ・キャラハンの自叙伝「脳に住む魔物」を原作にした映画になります。スザンナ役のクロエ・グレース・モレッツの迫真の演技がよかったですね。本来とてもキュートな人で、そんなクロエ目当てに見ている人も多いかもしれませんが、本作ではとてもいい演技をしていました。
つくづく、医学の世界ではまだまだ分からないことが多く難しいものだなと思います。専門外ですのでコメントを差し控えますが、こうやって同じ病に苦しむ人のために自叙伝の本や映画で広く認知度をあげることはとても意味があることだと思います。
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