ロシア産ヴァンパイアサバイバル。
姿は人間でありながら特殊能力を持つ〝異種〟と呼ばれる奴らは、大昔に光と闇の勢力に分かれていて戦い続けていた。1000年もの間、平和が均等に保たれていたのだが、ある出来事をきっかけに再び全面戦争が始まってしまう…。
久しぶりに『ブレイド』のようなヴァンパイアアクションを観ました。しかしアクション云々と言うよりもSF感が強く、また劇中のダークな雰囲気を楽しむ一作となっています。
映像はかなり当時にしてはスタイリッシュで斬新な作りでかなり引き込まれますが、ストーリー的にはイマイチ。
一捻りある工夫されたラストにはなっていましたが、登場人物に感情移入または魅力を全く感じなかった為、その部分も「別に。」といった感じで終わってしまいました。
なんせ光と闇の区別や特殊能力の分かりにくさなどがあり、ハリウッドの娯楽作品のように楽しめないのはあるかもしれません。