ちか

ヴァレリアン 千の惑星の救世主のちかのレビュー・感想・評価

3.3
西暦2740年。連邦捜査官のヴァレリアンとローレリーヌは宇宙の平和を守る任務に就き、銀河をパトロールしているが、ある日「千の惑星の都市」を抹殺しようとしている敵が現れ、二人は、その敵から都市を守る物語です。私は、SFファンタジーがとても好きなので、この映画の世界観がとても素敵だったと思います。2740年ということで、時代は進化しており近未来な世界で、人間ではない生体とも共存している。連邦捜査官ということもあり、ガジェットにてパトロールを行っているのですが、多くの種類があり、どれもかっこいい作りとなっている。私が、一番お気に入りの場所は、あるメガネをかけると市場が目の前に現れる街である。メガネを使用しなければ、ただの砂漠なのだが、それを装着することにより、眼鏡越しに市場が映る。そのアイディアはとても面白かったし、そこでの敵との戦闘シーンは、近未来独特の銃の「ギュイン」という音など、躍動感と視覚効果により、スリルが増し、より面白さが増しています。映像がとても綺麗で、宇宙空間や都市は色彩が豊かで、最新のCG技術の進化に驚きました。公開中の時も注目度の高かったSF映画はありますが、期待どおりの作品でとても満足です。

内容も、ラブストーリーメインの話ですが、メインのふたりが美男美女で、本当によかったです。二人共が互いを信頼しているパートナーだからこそ、解決できたことであるし、最初から最後まで美しかったです。個人的にヴァレリアン役の人の声がとてもかっこよくて好きです。
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