ちか

アクアマンのちかのレビュー・感想・評価

アクアマン(2018年製作の映画)
3.3
海底に広がる巨大な帝国アトランティスを築いた海底人たち王女を母に持ち、人の血も引くアクアマンは、人類存亡の危機に立ち向かう話です。この作品は、主に海底で戦いが行われるため、海底生物や海底のアトランティスと呼ばれる街がCGで制作されているのだが、色が鮮やかで、神秘的な世界が出来上がっています、海底では、スピード感があり、戦闘シーンはそれが特に際立っていました。兄のアーサーと弟の王位を決める戦いでは、槍を使用するのだが、水中なので地上とは違う重力が加わった音や水のボコボトという音、喋った時の音の反響など、音響にこだわりを持って制作されているため、よりリアリティある水中での戦闘シーンとなっている。髪も水中で動くたびになびき方が変わるところも、こだわって撮影されているなと感じました。また、乗り物も青ベールのものが多く、魚に似せた形をしていた、アトランティスの世界に合うような作りとなっておりかっこいいです。全体的に色合いが良く、幻想的な世界が出来上がっていて、この映画にしか出せない世界観がとても素敵でした。
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