ちか

神と共に 第一章:罪と罰のちかのレビュー・感想・評価

神と共に 第一章:罪と罰(2018年製作の映画)
3.5
この作品は、一度死んだ男が、冥界の使者たちと共に7つの地獄で裁判を受け、新たな人生を目指す映画である。この映画の見所は、見たことのない地獄を見事に作りあげていることです。主人公の「ジャホン」は、火事で逃げ遅れた子供を救う為に、自分が死去した。その後、地獄へ行くことになるのだが、「殺人、怠惰、ウソ、不義、裏切り、暴力、天倫」の7つの罪に一人ずつ大王様がいるのだが、その罪に合う個性的なキャラクターと裁判所が特徴的で在り、地獄や7つの罪を視覚的に表現することに見事に成功しています。また、三途の川にいる人を食う魚は、顔の部分が骸骨になっていたり、地獄のキャラクターたちも工夫されて作られており、この映画だけの世界観がよく出来上がっています。また、裁判中に流れる曲も各裁判で違うため、雰囲気がガラリと変わることも、こだわりを持って制作されており、最後まで飽きない映画でした。
また、家族の愛がとても泣ける、アクションもよし、問題無しの作品です
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