久しぶりに見ました、リュック・ベッソン作品。
「レオン」「ニキータ」「サブウェイ」と、ベッソン印とも言うべきスタイリッシュな映像と語り口。
「レオン」に続きハリウッド資本で製作されたのが「フィフス・エレメント」でした。
極彩色で繰り広げられるポップな未来。正に人類の叡知を兼ね備えたミラ・ジョヴォビッチ。何処かすっとぼけた味のあるゲーリー・オールドマンにイアン・ホルム。そして何より無敵のタクシー運ちゃん、ブルース・ウィリス(あの髪型に金髪‼︎)。
ポップコーンをお供に、目眩くコミックワールドへ飛び込める。
僕はこの「フィフス〜」も大好きで、その後のベッソンの歩む道には同行しておりませんが、やっぱり彼の作品は頭空っぽにして、可愛い(キレイな)ヒロインを見る為にあるんだな、とつくづく思いました。
ベッソンの趣味爆発してますからね。
かつては広末涼子さんも見初められていましたね…。
今回「ヴァレリアン〜」のヒロインはカーラ・デルヴィーニュ。
モデルさんなんですね。
少し幼さも残しながら、しっかり美人。
やっぱりベッソン好みです(笑)。
彼女のファッションショーも楽しめるし、何を着ても絵になります。
あの大きな帽子もインパクト大。
主役のヴァレリアンを演じるのはデイン・デハーン。
甘いマスクが人気を博しそう。
「リンカーン」にも出演してたんですね。
ちょっと主役を張るにはキャラが弱かった気もします。
それよりも、脇役の使い方が豪華過ぎるでしょ⁉︎
司令官役にクライブ・オーウェンでしょ、映像のみで交信する国防大臣役にハービー・ハンコック。この人はミュージシャンとしての方が有名ですけどね。
一番ビックリしたのがイーサン・ホーク‼︎
えっ、その使い方合ってる⁉️
よくオファー受けましたね。まぁ楽しそうだったからいいのかな。
リアーナも妖艶な演技が際立ってました。
ただ、全体的に無駄遣い感も否めず…。
映像は凄いですよ、「スターウォーズ」を思い起こさせる面もありましたし。
ちょっとCG頼みの部分も見えて、美術とかは
「フィフス〜」の方が好きだったかな。
オープニングに流れる「スペース・オデッセイ」も素晴らしかったのですが、ちょっとお話が冗長過ぎた気がします。
あまり深く考えず、時間がたっぷりある時に見た方が良い作品でした。
デルヴィーニュは素敵だった‼️
