Ryoko

猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)のRyokoのネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

無意味な闘いを好まず、種のために戦い続けてきたシーザー。今回は家族を殺され私怨で周りが見えなくなり葛藤する姿が描かれている。そこを乗り越えたときに見える真のリーダーの姿。ここまでのカリスマ性を放った動物のリーダーは今まで見たことがない。
生き残りの人類が滅んだのは、猿たちによるものではなく、人類同士で殺し合った結果。憎しみや恐怖を乗り越えることができなかった愚かさ故。学ぶべきところがあるように感じます。
鑑賞後、モーションキャプチャーの装置を付けた役者たちの撮影シーンを見たけれど、話し方、表情や動作全てにおいてしっかり猿として演じ込まれていたことに驚き。かなりの部分をCGに頼っていると思っていたので、今更ながら新しい形のプロの役者さんたちだなと感心した。
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