不気味で奇妙奇天烈なコントのような映画でした。この監督作品は好き嫌いが別れますよね。
皆が不自然に無表情でセリフもあえて棒読みで動きもぎこちないので、時々くすくす笑いを抑えられませんでした。でも、ここで描かれているのは個人の意思が通用しない近未来の世界なので笑えません。
私はホテルの生活も森の生活もどちらも嫌です。短期間で、共通点がある表面上は相思相愛の相手を選ぶ自信はない一方、惹かれた人とは相思相愛になりたいです。選択できない選択肢を提示しているわけでしょう。でも念のため、もし変えられる動物を選ぶとしたら、と真剣に考えてしまいました。ウサギを選んだら…食べられてしまうので、多分、不味い動物を選ばなければ。だから特にロブスターは絶対にダメです。
