変な映画!
モヤモヤ映画!
なんだこりゃ!
まず設定からして変。
独り身の人は、45日以内にパートナーを見つけないと動物にされてしまうという世界。
独り身とは、彼氏彼女がいない人だけじゃなくて、死別したり、離婚しても独り身の対象になる。
独り身になった瞬間、ホテルに連行。
そこで婚活パーティーみたいなのが毎日繰り広げられ、相手を見つけた人は、ダブルベッドのある部屋へ。
しばらく経ったら、ヨットで2人で生活。
それもクリアできたら、元の街へ戻れる。
相手が最後まで見つからなければ、自分の望んだ動物に変えられてしまう。
なんじゃその設定!
よく思いついたな。
しかも、なんでそんなことになったの?っていう説明は一切なし。
ずーっとモヤモヤします。
要所要所に流れるクラシックが印象的で、フレンチアルプスで起きたことを思い出しました。
役者陣は、コリンファレル、レイチェルワイズ、レアセドゥ、ジョンCライリーとすごく豪華。
体重を増やしメタボ体型にしたコリン・ファレルは、ほんとに別人。
偏屈で、弱っちい中年男を見事に演じていました。
そしてレイチェルワイズ、46歳には全く見えません。可愛すぎ。
エンドロールの文字が小さいのは、近視エピソードを引きずってたのかな?
とにかく、独り身の人には染み入る奇妙な映画でした。
自分なら、なんの動物にされたいだろう…。
(劇場公開中)