タッくん弐

ちはやふる 上の句のタッくん弐のレビュー・感想・評価

ちはやふる 上の句(2016年製作の映画)
2.2
CGで彩られたカッコいいタイトルバックやアイドルからアーティストへと変貌したperfume歌う主題歌

若さ溢れる主演広瀬すずさんの演技や今をときめく男前野村周平くんの画面いっぱいの勢い

劇中、よく走る姿が見受けられますがはち切れんばかりの青春を体全体で表現しているようで

場所や環境などではなく夢中になれるものがあること、それこそ青春の定義ポカリスエット味

開始5分で疎外感に苛まれ、正に押井守でいうところのジブリ作品耳をすませば状態

これこそ青春、このさわやかさこそ正義、輝いている私達のことは誰も止められない

鑑賞時間が進むにつれ自分がいかに無為に十代を過ごしていたのかを眼前で示される一方

競技かるたというお世辞にもメジャーといえない浸透度の部活動が更に普遍の青春を際立たせる

じゃあ観んなよと

そんな劣等感に魘されるならば最初から観なければいいではないか

だが、それはしない

何故ならすずタンでハアハアしたいから

そうさどのみちオレじゃあSHU-HEYにもマッケンYOUにもなれねえけれど

がんばって出逢いたいのサ、インスタントジョンソン映えするベストヒットSUMMER

ときめきが消せやしない
いま、あなたに伝えたい
タッくん弐

タッくん弐