タッくん弐

マイ・セックス・ドールのタッくん弐のレビュー・感想・評価

マイ・セックス・ドール(2020年製作の映画)
3.7
タイは本当に素晴らしい国です

小生も以前訪れたことがある微笑みの国

そして今作を鑑賞したのはもはや必然とも言えるでしょう

青少年が突如自宅に届いたバーバラ・セクサロイドに翻弄されつつ仲間たちと成長を遂げるストーリーは小生の心をギューンしました

そして開発者の博士役にどことなく漂う山田孝之感、全裸監督も素敵でしたが彼にももっとこんな最高な役柄を演じて頂きたい

またドール役のアンナを演じる彼女の愛くるしさは今作の全てといって過言ではない

まるでボクたちのドラマシリーズを観ているような清涼感、嗚呼我が国との連携はまだまだ発展途上

開放感たるや現代のコンプラまみれに陥った国内TVでは出来ない展開でして兎角この底抜けの明るさこそ円安著しい我が国には必要なのでは

いらんところでやたら肉感的なキャラクターが登場したり、昨今の完璧を求める韓流グループと同じアジア圏とは思えぬ不条理さ

時代はひょっとするとアジア未開拓圏にあるのではないかと可能性を感じさせるそんな楽しさが滲み出ておりました

フィルマークスでもっと今作の感想文が増えることを切に願っています

そしてソイカウボーイ通りへ恋を探しに訪れるんだ、あの日ニューハーフバーへ消えたアイツと共に

タイのAV市場を調査する日本からの特派員として両国の掛橋となりたいと今作を観て感じたので吾輩の人生を変える一作

ときめきが消せやしない
いま、あなたに伝えたい
タッくん弐

タッくん弐