タッくん弐

北斗の拳のタッくん弐のレビュー・感想・評価

北斗の拳(1995年製作の映画)
2.1
先ずオープニング、冗長なスタッフロールから始まるスタイル 

もはやマクドナルドのピクルスに見える胸に7つの特殊メイク傷

南斗聖拳の使い手に銃で速攻殺されるギャラ泥棒マルコム・マクダウェル

どれも果たして当時のスタッフは本気で製作する気があったのかと思わせる状況でして

公開された際のジャンプっ子の心情たるや、全くの別物として受け入れることが困難でありましたでしょう

所謂ひとつの開始10分で本作はすでに詰んでいる

ヒゲ濃すぎなケンシロウはもとより映画『フック』でルフィオ役のバットもいい感じに煩わしくてですね

不機嫌そうに喋らない鷲尾いさ子も演技というよりそういったPLAYの延長線上かと見誤う出来、鉄骨娘

昔懐かし分かる人には分かるファミコン神拳で今作を簡単に例えるならば

ストーリー:あたっ!
キャスト:あっ!
観なくて良い度:あたたたっ!!

となる次第でしてこれじゃゆう帝もミヤ王も、ましてやキム皇ですら満足さすことは不可能な訳で

しかしこんな混沌とした時代を経て令和現在偉大なるジャンプっ子たちが世に憚っているのですからその貢献力たるや多大なるもの

決して忘れてはいけないひとつの遺産

ときめきが消せやしない
いま、あなたに伝えたい
タッくん弐

タッくん弐