優しい気持ちになれるショートムービー。
1960年代のアメリカの街で皆に愛されたケーキ屋さんのお話。
NASAが人類初の月面着陸を目指し、ビッグマックの新しいバージョン
が発売された頃・・頑固な御婆ちゃんの焼くケーキが美味しいと評判のお店があった。
マクドナルドの日本上陸は確か1970年で、60年代当時と言えば本作に出て来るバタークリームのケーキが日本でも主流。銀座のコロンバンが、バタークリームのデコレーションケーキを売り物にしていた。今では見かけない薔薇のデザインのバースデイケーキは、それはそれは豪華なものだった。
その後いつの頃からか、生クリームがケーキの主流になった。
我が家では大正生まれの母は、東京会館で料理を習いアップルパイやバナナケーキを焼いてくれた。本作で描かれるように御婆ちゃんとケーキの相性は良いようだが、残念ながらその娘は冷凍パイシートで時短料理が精々。
予想通りのラストにこぼれた涙は、幸せな思い出に連なる(*´ω｀)
