オーウェン

さらば冬のかもめのオーウェンのレビュー・感想・評価

さらば冬のかもめ(1973年製作の映画)
3.4
軍人になるという心意気は管理下に置かれるという事。
自由がない中で、はけ口が人間には必要。

盗難の罪で8年間の服役が決まったラリー新兵。
護送のため下士官のビルとマルホールがラリーを送るが、3人は休暇気分で旅を続けることに。

鬱屈した感情を解放させるには遊びが無くてはだめだと言わんばかりに、食べて飲んで女を買っての日々。
軍隊内の遊びという事で、「MASH マッシュ」を思い起こさせる。

ジャック・ニコルソンが中心にいることで、より砕けた内容。
新兵を演じるランディ・クエイドのいかにも気弱という感じもよく出ている。

ただもう少し内面に迫ってもよかったのかという思いがする。
オーウェン

オーウェン