フェミ研ゼミ

オーバー・フェンスのフェミ研ゼミのレビュー・感想・評価

オーバー・フェンス(2016年製作の映画)
5.0
ドラマなんて一切無いのよ。この映画に。
だからよくて。

ただの毎日にしょうもないくらい愛着があるのよあたし。

日々さ、毎日さ、しょうもないことで凹んだり笑ったりむなしくなったりする訳ですけど、なんでこんな疲れてるのか、なにこんなにイライラしてんのか、仕事の帰り道にあたし何してんだか。と思うわけですよ。
本当に自分何のために働いてるのよ、何が楽しいのよ、誰に会いたいのよ、とか。
そんなん正直真剣に考えなきゃいけないんだど、考えたくなくて毎日酒を呑んでんのよ。


どうでもいいしょうもない幸せ。
幸せとかホントびっくりするくらい一瞬のことだし、
次の瞬間泣きたくなるし、
でも顔見ただけで笑えちゃうのよ。


もう大人になっちまったなあ。
って思ったよ。
これは誰でもない誰かの話で、多分わたしの友達の話で私の話でもあって。




わたしは誰に会いたいんだろう。

自由に羽ばたけ。

って思ったよ。
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