Oscar

シャドー・オブ・ナイトのOscarのレビュー・感想・評価

シャドー・オブ・ナイト(2018年製作の映画)
3.8
まさに、血祭り。

アクションが凄まじい。
RAIDでもそうだったけどインドネシア映画って人をぶっ殺す時に容赦ないというか、どうせ殺すなら血をぶちまけた方が面白いよね!っていう謎の本能でもあるのか。
とにかく、血、血、血。
ガンスカガンスカ殴って、ぶっさぶっさその辺に落ちてる刃物でぶっ刺して、最後は喉元をスコーン!!!
うーん、気持ちいい。
この辺のグロさって、簡単そうに見えて結構デリケートなもので、ちゃんと丁寧に扱ってないとただ気分を害すだけになっちゃうんですが。
でも、この映画はその辺のセンスがとっても良くて。
いや、そもそも武器とかめちゃくちゃかっこいいチョイスなんすよ。
単発銃とか、鉈刀とか、ピアノ線とか。
なんか、その辺の武器の見せ方が良かったからグロさとか考える暇もなかったのかなーって思いましたね。

ていうかあまりにも血みどろ、あまりにも痛い殺し方が多かったので怪我人が出てないか心配になるほど。
だ、大丈夫だよね…??
足めっちゃ折れてる人とか多かったけど…
ま、それくらいリアルだったってことだよね。

ストーリーは結構どうでもいいです。
中盤くらいまであまりにもアクションが素晴らしかったのでストーリーが邪魔になったほどでしたね。
…と思いきや、最後がやけに熱い台詞回しになったのはズルい。
幕引きの仕方、拍手もんやったぜ…

あと、ファティさんの最期がカッコよすぎる。
血だらけ。
ボロボロの車。
向こうには大量の敵が銃を構えている。
それをフッと見て…そして…タバコにゆっくりと火をつける。

キャー!!!!!カッコイー!!!!!!!!

キザってこういうもんなんですね…

インドネシアの最新のアクションをNetflixで、是非。
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