め、め、めちゃくちゃ面白かった…
戦争を知らない世代にとっては、
戦争=空襲、原爆、全滅、徴兵、戦死
みたいなイメージがあるのだけど、戦争中だからといって必ずしも常に逃げてたわけじゃなく日常は続いていて、お父さんも旦那も仕事に行くし、毎日のごはんはやりくりしなきゃだし、そんな中でも空襲は来るし…
丁寧に、懸命に日々を生きてても、やっぱり積もり積もったキツイものがあって、悔しい思いがあって…
ずーっとぼんやりしてた主人公が終戦の玉音放送の後に叫んだシーンが印象的です。
それでも生きなきゃならない、笑わなきゃならない。ところどころ何由来なのかわからない涙が流れました。
毎日美味しくご飯を食べて、丁寧に生きよう、と思いました。
あとは、よく知らない人と結婚したけど、その人のことを好きになれた主人公はラッキーだなと。
結婚のメリットなんて社会的経済的なものしかないと思っていたのですが、こうして見ると夫婦っていいなぁ。と思えました。
のんさん、最初は違和感だらけだったのですが、すぐに慣れ、むしろポケッとした主人公によく合ってたと思います。
