とぬお

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホームのとぬおのネタバレレビュー・内容・結末

4.4

このレビューはネタバレを含みます

マーベルありがとう…ありがとう…
最終局面の前に3人のスパイダーマンが他愛ない会話してるシーンでは、全ファンが「公式でッこれをッやってのけるッそこにシビれるあこがれるゥッッッ」と思ったはずだ。
スパイダーマンというキャラクターは、お茶目な親愛なる隣人であり、一方で孤独と悲しみを抱えたヒーロー。これまでの作品で描かれた「彼ら」を、この作品が癒やしてくれたところに多大なる救いを感じた。哀しいかな、彼らの孤独を真の意味で理解できるのは他ならぬ彼ら自身だけなのだ。苦しむ本作ピーターを見つめるオトナピーターsの眼差しが優しすぎて…

「いやこれトムホのスパイダーマンだよな??ハピエンで終わるよな???」と願い続けていたのに、期待を裏切るまさかのエンディングで、ああやっぱりスパイダーマンは一人で戦うしかないのかぁと思う反面、喪失と孤独を抱えて、ようやく一人前になれたのかもしれない、とも思った。

……いやでも無理〜〜〜!!!!トムホピーターには家族と親友とMJと一緒に幸せに生きててほしい〜〜〜!!!!!続編頼むぞ………!!!!幸せにしてやってくれ〜〜〜〜〜!!!!
何年後になることやら…
とぬお

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