Harumi

湯を沸かすほどの熱い愛のHarumiのレビュー・感想・評価

湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)
3.0
主人公に魅力を感じることができなかった。家族への愛というよりエゴに思えてしまい、いまいち感情移入できず。
例えば安澄がいじめられた時の対処。
「いじめに屈するな」という意味で「明日も学校行こうね」と言ったのだろうけど、私だったら「無理して行かなくてもいい」と思ってしまう。
君江と会わせたのも、結果的には良かったけど、リスキーじゃないか?とか。
全体的にリアリティが薄く感じた。


ここで泣かせたいんだろうなという場面でも、意図が見えてしまい、覚めてしまいました。
意図が見えても泣けるときは泣くので、やはり合わないという事なのかもしれません。
ラストは確信したくなかったけど、レビューを読んでやっぱりそういう事だったのね、と・・・。うーん。

配役、演技は素晴らしく、特に篠原ゆき子の存在感はすごかった。
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