逆鱗

ピッチ・パーフェクト ラストステージの逆鱗のレビュー・感想・評価

3.5
ハッピー感満載の映画であることはシリーズ通して良いところ。
鑑賞しながら終始ニコニコである。

過去作と比べて、コンペで勝たないといけない必然性が薄い。
それぞれ不本意な人生を歩んでいるのはわかるが、それの鬱憤バラしに参加しているのかと思えてしまう。
それと、練習や努力のシーンもない。

私は、本作は主役がエミリーの世代に変わり、NEWバーデンべラーズの物語になるかと勝手に思っていたが、主役はあくまでもアナケン扮するベッカなのであった。

ベッカの才能が認められるのは、アナケン好きな私には良いことであるが、最後の歌のシーンは、ベッカの才能爆発というより、やっぱりバーデンべラーズのパフォーマンスになっているのは、振り切れてなく少しの消化不良感が残った。

リフオフもパワーダウン。ルールを知らない人たちとの他流試合だから、リフオフになっていない。

劇中で歌われる曲に、symphony、 lean onなどの歌モノEDMをもっと混ぜるなど、そう言った点で過去作との世代交代を見せるといった演出もみて見たかった。
逆鱗

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