「誰でもできるが、誰もやらない事。お前自身、考えてみなさい。」
一作目でそのスーパーマンぶりが凄すぎて、その辺の裏社会の殺し屋では歯が立たなかったマッコールさん。
じぁあ同じ訓練を受けた同僚に相手させるしかない‥という事でCIA登場である。
まるでジェイソンが強すぎて、軍隊しか相手できないだろうと思ってたら、本当に軍隊が出て来た時と同じだった。
一作目より、アクションを減らして、内部のゴタゴタと、彼の奥さんの話を膨らませた結果、少し物足りない結果になった。
それでも、クライマックスの嵐の中の戦闘は、一作目の闇の中の戦闘に勝るアクションだった。そこまでの盛り上げ方は流石である。
「ジョン・ウィック」とは正反対な勧善懲悪な主人公は大好物だが、ちょっと青くさ過ぎるところがあって、画家志望の青年の話は丸々退屈だった。
冒頭の言葉を青年に言うのだが、深い意味ながら、かなり説教臭かったと思う。せっかくの名言なのに残念である。
ますます強くなるマッコールさん、次作では誰が相手するのやら‥
